南青山の家

東京都港区に建つ個人住宅の新築計画です.
地上部は3階建てとして許容容積率160%をフル活用し、容積対象外の地下も利用して、都心居住の家族5人のすまいふさわしい高密度な計画としました.外壁には杉板型枠を用いたコンクリートの打放しをベースに、割肌の花崗岩とアルミサッシを組み合わせた開口ユニットを適切な位置に配することにより折り目正しいファサードを形づくりました.内部はチークのフローリング、チェリー、バーズアイメープル、オーク他の造作材とルナファーザーを用いた壁材により、天然の風合いが豊かなインテリアを実現させました.地下のラウンジから3階までが階段の吹き抜けにより縦につながる伸びやかな空間となっています.
※このプロジェクトは(株)松寿設計コンサルティングとの共同設計です.