千葉県小見川町の工業団地内に建つ工場の新築工事です．旭工芸株式会社は、都内に本社をおくガラス瓶の塗装及び印刷を行う企業ですが、新たな生産拠点を求めてこの地に新工場を建設されました．
計画施設は塗装工場2棟、印刷工場1棟の生産施設と事務所、倉庫からなる管理棟1棟で構成されています．それぞれの棟は防災の観点から別棟配置としましたが、屋根付きの外部通路で各棟をつなぎ、人、車、ものの流れがスムーズな動線計画を行っています工場棟はスパン17m又は14.5mの無柱空間として将来の生産設備の配置替えを容易にしています．また ､施設のスパイン(背骨)となっているサービス通路を延長すれば ､工場の増築への対応ができる等 ､生産施設としてのフレキシビリティを備えた計画としています．
